カーボンニュートラルに向けた取り組み

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1.基本方針

当社は、地球規模の課題である気候変動に対し、持続可能な社会の実現に貢献するため『ハイエレコンカーボンニュートラルロードマップ2050』を策定いたしました。
社是である「誠意をもって社会の信頼に応える」をモットーに、情報サービス分野で技術力を活かしたお客様の課題解決はもちろん、気候変動対策でも最先端の取り組みを実施することで、社会の発展に貢献してまいります。

以下に基づき、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを推進します。

  1. ①自社内の温室効果ガス削減
  2. エネルギー使用量の可視化、設備の高効率化、再生可能エネルギー導入を段階的に進め、事業活動における温室効果ガス(GHG)排出量の削減を継続的に実施します。
  3. ②お客様向けの温室効果ガス削減
  4. 環境負荷の低い設備・システム導入の提案や情報共有を行い、お客様と共に温室効果ガス排出量の削減を目指します。
  5. ③全社的な環境意識の醸成
  6. 全社員が気候変動問題を身近に感じ行動できるよう、研修・社内イベント・温室効果ガス削減に向けた提案制度を通じてカーボンニュートラル達成に向けた取り組みの浸透を図ります。

カーボンニュートラルを実現し、次世代が安心して暮らせる社会の実現に貢献します。

2.推進体制

カーボンニュートラル達成に向けた体制を以下の通り構築いたしました。この体制は経営会議におけるコミットメントのもと、各拠点で連携し、GHG排出量削減に向けた取り組みを推進することを目的としております。
削減取組の管理やデータ整備を管理本部でとりまとめ、目標達成に向けた進捗状況の把握を行います。

3.GHG排出量

基準年
 2021年度(2021.4~2022.3)
GHG 排出量
スコープ1: 53.1 t-CO2eq
スコープ2: 203.15 t-CO2eq
スコープ3: 9,799.75 t-CO2eq
10,056 t-CO2eq
主な排出源
スコープ1: 社用車のガソリン使用
空調の冷媒漏洩
スコープ2: 空調・照明・サーバの電力使用
スコープ3: PCの調達
販売したPC・ソフトの電力使用

4.脱炭素実現に向けた主なアプローチ

  1. スコープ1,2削減
  2. <スコープ1>
    ・空調のフロンガス漏洩の定期点検実施、自然冷媒空調への切り替え
    ・社用車をPHEVへ切り替え
    <スコープ2>
    ・データサーバのクラウド化
    ・空調、照明の省エネ化
    ・自社PCをスリープ化設定する等、省エネ運用の徹底
    ・電力メニューの切り替え
    <スコープ1,2>
    ・省エネのビル( ZEB )へ移転
  3. 意識改革
  4. ・スマートメーター設置
     各設備の消費電力を見える化し、省エネ運用に対する社員意識を高める
    ・「脱炭素チャレンジ月間」を設け社員自身が自発的に参加できるイベントを実施
     社員一人ひとりが日常業務やライフスタイルの中で「カーボンニュートラル」を意識し、小さな行動変容を促すことを目的とする
     例)脱炭素への取り組みにポイントを設定し、各支店や部署間でポイントを競争
     ポイント:PC を省エネモードに設定、環境関連のセミナーへ参加等
    ・従業員向け個人脱炭素アプリを開発
  5. スコープ3削減
  6. <カテゴリー1>
    ・CO2排出数値が開示されている低炭素製品を優先調達
    <カテゴリー4>
    ・社内文書のペーパーレス化を推進し紙の使用量削減。支店間資料の配送廃止
    ・自社使用の備品調達回数をその都度(定量発注)ではなく定期発注とし、運送会社の配送回数の削減
    ・輸送効率の高い(一度に多く配送できる)調達先の選定
    ・配送距離が地理的に近い調達先を選定
    <カテゴリー5>
    ・ISO14001などを取得している環境配慮意識の高い処理業者を選定
    <カテゴリー6>
    ・会議はオンライン会議を主とし、自動車、公共交通機関による移動、ホテルへの宿泊を削減
    <カテゴリー11>
    ・ソフトウエア開発時にデータ通信量を抑える、エネルギー効率改善に取り組む
    ・販売顧客に対し、PC のメンテナンスや清掃方法、バッテリーの適切な管理方法を案内し、冷却効率の維持、バッテリー消耗を抑制し、消費電力の低減を図る
    <カテゴリー12>
    ・廃棄予定PC(自社使用分)を学校、福祉施設への寄付。レンタル先に安価で再販
    <その他>
    ・AIの活用による効率化・情報通信の高速化
    ・Jクレジットの調達

5.2050年までのロードマップ(スコープ1,2)

6. 2050年までのロードマップ(スコープ 3)

7.SBTiへの参画

  • ハイエレコンは2025年6月5日に中小企業SBTの承認を得ました。
    スコープ1,2で2030年までに2021年比42%の温室効果ガスを削減する目標を掲げ、2050年カーボンニュートラルに向けた中間目標として取り組みます。
    スコープ1,2だけでなくスコープ3に関しても2030年までに42%削減の努力目標を掲げて取り組みます。